Vol.6 内面の変化が外面に輝きをもたらす
ついにメイキング対談も最終回になりました。ゲストは前回に引き続き、映画監督の土持幸三さんです。撮影前、土持監督に「負のオーラがすごい」と指摘されたHaruka。撮影を終え、語学留学も経験したいま、はたして私から負のオーラは消え去ったのでしょうか……?
Haruka:ムービーは、最後に主人公のハルカが「私は私らしく生きていくことにした。ちょっと変かもしれないけど、それはそれ。私は強くなる」と言って終わります。このあとハルカにはこんな人生を歩んでほしい、みたいなことは考えますか?
土持:基本的には幸せになってくれればなんでもいいです。デキ婚してもいいし、シングルマザーになってもいい。芯さえしっかりしていれば、あとはお好きなようにという感じ。突き放してるわけじゃなくてね。
Haruka:なるほど。ちなみに私は、ハルカには次のステップへ進んでほしいと思いました。なんでもいいので、「これだ!」と胸を張って選べるものを見つけてほしい。
土持:ラーメン屋とか?(笑)
Haruka:もちろんラーメン屋でもいいです。ハルカがやりたいなら。
土持:そういうHarukaちゃんは、これからどうしたいの?
Haruka:結婚したい!!! と言いたいところですが(笑)、じつは別の目標があって。年内にロンドンへ渡って、あっちに住んでモデルの仕事をしたいんです。それで、「ぼちぼちハルハル」の撮影が終わってからの3カ月は、フィリピンのセブ島へ語学留学に行ってました。
土持:えっ、なに、ロンドン? セブ島!? いきなりワールドワイドな展開になってきたな(笑)。
Haruka:さっきの「ハルカはこのあとどうなる」という話、正直に言うと、ムービーが終わったあとのハルカ=セブ島へ行った自分のようが気がしていて。ハルカはあのあと恋人と別れて、仕事も辞めてセブ島へ行ったのかもしれない。そこでも他人にいろいろ言われるんだけど、いまはもう「私は私でいいんだ」ってすべてをはねのける力が身についている。
土持:完全にハルカとHarukaちゃんが同化してるね(笑)。
Haruka:私は私のままでいい、という姿勢にはすごく共感しました。
土持:いいと思うよ。特に日本の女性誌なんかでは「自分を変えましょう!」みたいなことをうたう記事が多いけど、あれはおかしいでしょ。
Haruka:無理に変える必要なんてないんですよね。勝手に変わっていくものだと思う。
土持:というか、人間ってそんなに簡単に変われない。もちろんファッションを変えたり、ヘアメイクを変えたりすれば表面的には変われるんだろうけど、それは上辺だけの変化だよね。それでハッピーになれるのであれば、それはそれでいいと思うけど。
Haruka:大切なのは目先の上辺だけの変化じゃなくて、じっくり時間をかけて内面を磨いていくことなんですよね。エクラヴィアでスキンケアするみたいに。。
土持:そういうこと。
Haruka:あ、でも、エクラヴィアには即効性があるかも。私、セブ島の水が合わなくて、3カ月滞在したらお肌がボロボロになっちゃったんです。でも、日本に帰って、日本の水で顔を洗ってエクラヴィアのプレスキンケア美容液でケアしたら、たった数日で肌のハリと艶が戻ってきて。
土持:いわれてみれば、なんか痩せた?
Haruka:もう、そこは素直に「きれいになった?」って聞いてくださいよ!
土持:いやいや(笑)。でもたしかに雰囲気は変わったね。
Haruka:この対談の第1回で、監督は私に「負のオーラがある」って言ってたじゃないですか。なので、私は「撮影が終わる頃には負のオーラが消え去って、超良い女になっているはず!」と宣言して撮影に臨んだわけですが、実際に撮影を終えていかがでしょうか。負のオーラ、なくなったでしょ?
土持:ほとんどなくなったけど、まだ少し残ってる(笑)。
Haruka:うそ!
土持:だって初対面のときはひどかったもん。「売るほど負をもってますよ」という感じがした(笑)。
Haruka:でも、女性は少しくらい陰りがあるほうが魅力的ですよね。自分に自信がもてるようになって、ほんの少し負のオーラも残っているいまの私、もしかして最強なのでは……?
土持:ポジティブ! その調子でロンドンでもがんばってください。応援してます!
- 予告編
- 第1話 「暗い女・ハルカ」
- 第2話 「それは無理!?」
- 第3話「明るい女・ハルハル」
- 第4話(最終話)「素敵な女性への一歩」