Vol.3 メイク、スキンケア、内面磨きの相乗効果

第3回のゲストは、ムービーのヘアメイクを担当してくださったヘアメイクアップアーティストのTaekoさんです。Taekoさんは、いかにしてドラマの中の2つのキャラクター「ハルカ」と「ハルハル」をメイクで表現したのでしょうか。撮影の合間を縫ってお話を伺いました。

Haruka:「ぼちぼちハルハル」の撮影も順調に進行中です。連日、早朝から夜遅くまで撮影が続いているのでみなさんお疲れ気味だと思いますが、私の肌、大丈夫でしょうか。荒れてきていませんか……?

Taeko:Harukaちゃんのお肌はきれいですよ。今日は特に調子がいいみたい。どんなケアをしているの?

Haruka:エステに行ったりとか特別なケアはしていないんですが、お湯に浸かって血行を良くして、その後にはエクラヴィアのプレスキンケア美容液と化粧水、乳液で丁寧に保湿すること。このセットを撮影中、必ずやることにしているんです。特に昨日は、1時間くらいお風呂に入っていたかも。今日、肌の調子がいいのはそのせいかも!?

Taeko:お風呂に浸かるとやっぱり違うよね。たくさん汗をかくから老廃物も排出されるし。

Haruka:劇中のハルカは地味な女の子という設定なので、あまりお化粧もしてもらえないのではないかと思ったので、自分の肌そのものを整えておこうと思って。

Taeko:えらい!(笑)

Haruka:現場では Taekoさんにきれいにメイクしていただけて安心しました(笑)! 私が演じる2役、ハルカとハルハルではメイクの雰囲気がまったく違いますが、ヘアメイクについて、土持監督からはなにかリクエストってありましたか?

Taeko:どんな女性なのかというイメージだけを聞いて、そのイメージから具体的なメイクをどうするか考えました。ハルカの場合は「ダサい女の子」がテーマだったので、ファンデーションはお肌を整えるだけのベーシックなもの。肌に少しだけ赤みを出す程度ですね。アイシャドウやリップも色物はいっさい使っていません。

Haruka:うん、たしかに地味です。ほぼスッピン。エクラヴィアで肌力をつけておいてよかった。

Taeko:一方のハルハルは、元気で自信たっぷりの女の子。肌を完璧につくって、メイクも色物を乗せます。衣装がきれいなターコイズグリーンなので、それに合う色のアイシャドウを使ったり、ハルカのときは使わないチークや明るい色のリップをつけたり。

Haruka:最初は地味で自分に自信のなかったハルカが、途中、ハルハルに出会ったことで彼女のような女性になろうとしますよね。でも、ハルカのメイクはずーっと地味なまま変わらない。それがちょっと意外でした。

Taeko:たしかにハルカはハルハルの影響を受けますが、最終的には「変わらない」ことを選びます。内面はハルカのままだから、あえてメイクは変えていないんです。監督もそうおっしゃっていました。

Haruka:つまり、表情や雰囲気には、その人の内面が表れる。ということは、きれいになるためには内面を磨かないといけないということですね……。深いです……。

  • 予告編
  • 第1話 「暗い女・ハルカ」
  • 第2話 「それは無理!?」
  • 第3話「明るい女・ハルハル」
  • 第4話(最終話)「素敵な女性への一歩」

予告編

第1話 「暗い女・ハルカ」

第2話 「それは無理!?」

第3話「明るい女・ハルハル」

第4話(最終話)「素敵な女性への一歩」

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